映画「東京家族」

『男はつらいよ』シリーズや『幸福の黄色いハンカチ』などで知られる、山田洋次の監督81作目となるファミリー・ドラマ。瀬戸内の小島から上京し、自分の子どもたちと久々の対面を果たした老夫婦の姿を通して、現代日本における家族の在り方や絆などを見つめていく。橋爪功、吉行和子、西村雅彦、妻夫木聡などの実力派が集結し、いつの間にか生じた隙間を埋めようとする家族を熱演する。随所にちりばめられた、山田監督による巨匠・小津安二郎の『東京物語』へのオマージュも見逃せない。
【ストーリー】
2012年5月、瀬戸内海の小島で暮らす平山周吉(橋爪功)と妻・とみこ(吉行和子)は、子どもたちに会うために東京へやってきた。郊外で開業医を営む長男・幸一(西村雅彦)の家に、美容院を経営する長女・滋子(中嶋朋子)、舞台美術の仕事をしている次男・昌次(妻夫木聡)も集まり、家族は久しぶりに顔を合わせる。最初は互いを思いやるが、のんびりした生活を送ってきた両親と、都会で生きる子どもたちとでは生活のリズムが違いすぎて、少しずつ溝ができていく。そんななか周吉は同郷の友人を訪ね、断っていた酒を飲み過ぎて周囲に迷惑をかけてしまう。一方、とみこは将来が心配な昌次のアパートを訪ね、結婚を約束した紀子(蒼井優)を紹介される。翌朝、とみこは上機嫌で幸一の家に戻って来るが、突然倒れてしまい・・・。

    • 音楽
    • 久石 譲
    • 制作年
    • 2013年

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